体験を広げるアレンジ方法

体験を広げるアレンジ方法

 

ナニモノソウルは、遊びながら自分と相手に向き合い、関係性を深めるコミュニケーションゲームです。

前回の記事では、社内コミュニケーションでの活用事例をご紹介し、参加者の皆様から嬉しいお声とプラスモアのご要望をいただきました。

この記事では、さらに体験を広げるための活用アレンジをご紹介します。

ルールをなんとなく把握されている方、ファシリテーターの方向けの記事です。

 

 


 

1. 遊び方概要

・初めての方は、まず 遊び方動画でざっくり確認してみましょう

・遊びながら自分と相手に向き合い、関係性を深めるコミュニケーションゲーム

・うまく話すことよりも、自分と相手の内側にあるものや違いを楽しみましょう。


2. 深掘りを重視したいときのアレンジ(深掘りver.)

「もっと深く語り合いたいけれど、時間はそのままがいい」
「質問する時間を重視したい!」

アレンジ方法(深掘りver.):

  • 各ステージの回答数を1問に減らす(1ターン2分)
    └1ターンにつきStationマス1問+惑星マス1問、計2分
    ※ミライステージは変更なし
  • 回答後に深掘りタイム2分
    └気になったことの質問や、「私はこう受け取った、こう感じた」を伝える

  <注意点>

  • 手番プレイヤーのターンを奪わないこと
  • アドバイスではなく“Iメッセージ”で伝えること

  このようにガイドすると心理的安全性を保ちやすいです。

 ▶︎メリット:フィードバックや質問の時間が多めに取れる

 ▶︎デメリット:回答時間は短くなるのでエピソードの幅はやや減る

 


3. 初対面でのキズナステージ

「初対面だとキズナステージが難しい…?」
キズナステージは「相手にありがとうと思うところ」「素敵だと思うところ」などを伝える設計です。

初対面で回答が難しそう・・と感じる場合は、

  • 「最強だと思うところ」→「これまでのキャリアで最強だと感じた人のエピソード」に置き換え
  • 砂時計を使わず1人1言ずつ話す


  などの工夫が可能です。

相手の肯定的な側面に目をむけ、言葉にするトレーニングになるため、「今日のエピソードトークの内容から感じたこと」「話している時の印象」から捻り出してみるのも面白いです。



4. イイネーム提案に悩むとき



5. メモや書きやすさの工夫

  • メモを取りたい場合:事前に筆記具をご用意ください。
    ※メモはあくまでサポート役。書くことを目的にせず、聴くことを楽しむのがポイントです。
  • ソウルボードへの書き込みについて
    本製品では、ホワイトボードマーカー(ペン先0.7mm)を採用しています。
  • 性質上、長時間連続で書くと文字がかすれやすくなります。
    (印刷会社のテストでは、10分以上フタを開けた際にかすれを確認。)
  • 研修などでご使用の場合は、予備のマーカーをご用意いただくと安心です。
  • また、お好みの細さのマーカーに替えていただくことも可能です。
  • ポストイットを使って「イイネームチップ」を代用する方法もおすすめです。
  • 「ペーパーで形に残したい」方向けに、ソウルボード印刷用PDFをダウンロードいただけます。イイネームチップはカットの手間がかかるためポストイットで代用ください。ソウルボード裏面、完成したソウルネームを直接書き込むことができます。

 


6.人数・時間の調整

  • 基本人数:ナニモノソウルは少人数で深くつながることを重視しており、3〜4人でのプレイが基本です。
  • 2人でのプレイ:可能ですが、イイネームの提案は相手からのもの1択になり、選ぶ楽しさは減るかもしれません。(採用されるまで提案する、一緒に考えるのも面白いかもしれませんね。)
  • 5〜6人でのプレイ:本体を2個使用すれば実施可能です(宇宙船コマ・ソウルボードの色はプレイヤー同士で重複します)。

    └時間管理:5-6人プレイで120分以内で行いたい場合は、1ターンあたりの所要時間を短縮する工夫が必要です。

    先述「深掘りを重視したい時のアレンジ」と同様に、各ステージの回答数を1問に減らす。そして質問タイムは取らないことで、120分内に収められます。

  • ソウルボード印刷版を使用して、プレイ人数を増やすなど工夫もできます。

7. ファシリテーター向けタイムライン

ファシリテーターの方向けに、3パターンのゲーム進行タイムライン例をこちらからダウンロードいただけます。進行の際、時間配分の目安にしてください。
①4人プレイ (ベーシックver.)
②4人プレイ (深掘りver.)
③6人プレイ(120分にギュッと短縮ver.)の3パターンです。

 

それ以上の人数になると、もう少しライトなボードゲームが適しているかと思います。
(1対多数では心理的安全性の確保や本音の引き出しが難しくなること、人数分の話を聴くのも集中力が要るため。)
とはいえ、「12人でやりたい!」などお声もいただいているため、今後多人数で繋がるきっかけ、仕掛けも作っていけたらと思っています。

 


おわりに

今回のアレンジ例を参考に、まずは3〜4人でゆったりプレイしてみるのがおすすめです。
プレイヤー同士の会話や気づきをメモして、次は深掘りver.や人数を変えてチャレンジするのもおすすめです。ルールのアレンジももちろんOK!
遊びながら、少しずつ本音を話せる空間を広げていきましょう。

 

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。