仕事の枠を超えた対話を。社内コミュニケーションでのナニモノソウル活用レポート

仕事の枠を超えた対話を。社内コミュニケーションでのナニモノソウル活用レポート

 

『自分はどうしたいか』という内発的な思いと、応援し合える関係性。
この二つがそろうと、人は自然と力を発揮します。
ナニモノソウルは、遊びを通して自分と相手に向き合える場をつくります。


“働く”を、ちょっと豊かに。

関わる人と、“ただ、人として”出会い直そう。
立場や肩書きを超えて素直に向き合うと、安心が生まれる。
「自分はこう」「相手はこう」——違いを認め合い、対話で未来に向き合おう。
安心と対話の文化で、人はもっと力を発揮できる。
人生を楽しむ大人が、またすこし世界をやさしくする。

 

そんなの思いのもとに生まれた「ナニモノソウル」を、このたび株式会社パルシステム・リレーションズ様の社内コミュニケーションの一環としてご活用いただきました。

実施後には、丁寧なフィードバックレポートもお寄せいただきました。

ゲームを通して“仕事”の枠を超えたあたたかい関係性が芽生えたことが感じられ、届ける側としても、大きな手応えを感じる体験となりました。

「このゲームって、実際にどんな体験になるの?」
そう思う方も多いはず。

ここからは、実際にいただいたレポートから、リアルな参加者のお声をご紹介します。

 


このレポートでわかること

1. ナニモノソウルを使うと、社内でどんな体験が生まれるか
2. 実際の参加者の声から読み取れる魅力
3. 活用例や工夫のヒント


実施レポート — プレイの様子・参加者の声

実施日:2025/7/10(木)18:00-20:00

実施場所:株式会社パルシステム・リレーションズ本社オフィス

参加メンバー:社員8名

 

背景

パルシステム・リレーションズは、生協パルシステムの広報・クリエイティブ専門子会社。社員数は約80名。

近年は20代の若手社員が増加し、社員同士のつながりをさらに深める取り組みとして今回のナニモノソウルを活用。

参加者は、入社1~3年の若手から部長層まで幅広く、有志8名が参加。半数が同グループメンバーなので知っている顔ぶれではあるが、実は業務外での関わりはこれまで少なかった

 

実施形式

・2チーム(4名ずつ)に分かれてプレイ
・各チームでゲーム進行後、最後に「ソウルネーム」を全体で発表

参加者の声(抜粋)

「何よりも「知らない一面を知れた!」という驚き、楽しさがありました。
一緒に仕事をしていても、過去のことや未来に考えていることを深く聞く機会は中々ないので、新たな一面をたくさん知れてとても楽しかったです。」

 

「話を聴き、相手や自分のことを考えて言語化するので、頭フル回転で没入感たっぷりでした!普段の会話では出てこない話題で盛り上がり、めちゃめちゃ楽しかったです!」

 

「コミュニケーションはもちろん、自身を対象化して振り返ることができました。」

 

「リリース後など業務が一定終わった後にナニモノソウルをプレイすることで、メンバー個人の人間性を深く知れると、業務で関わることがなくなってもコミュニケーションにつながると感じます。」

「キックオフで使えるとよさそうと思いつつも、相手の最強なこと”など相手を知らない中で答えるのが難しい質問も含まれるため(それも含めて面白いと思うのですが)、相手のことをある程度知ったうえで、グループなら上期と下期の間とか、プロジェクトなら打ち上げでプレイできるとより楽しめる(打ち解ける)と思いました。」


「仕事で関わっているだけだと中々聞けないエピソードが出てくるので、ぜひグループメンバーやプロジェクトメンバーとプレイしてみたいです。人からどのように見られたいのか、どういう姿を目指しているのか、お話から少し見えた気がするので、仕事での役割分担やフォローの仕方などに活かせそうだと思いました。」


 

ファシリテーターからみた振り返り 

・トークテーマが秀逸で、「おお、そうきたか!」と盛り上がる場面が多数。

・2分間制限でテンポよく進むが、「もっと深掘りしたい」ジレンマも。

・新入社員研修やチームビルディングなどで利用するのであれば、トーク時間やプレイ人数などをより柔軟に設定できる仕様になると、可能性が広がってありがたい。

・チームごとにルールをアレンジ(同じマスに止まったら振り直す等)して個性が出た。

・イイネームを考えるためにメモを取る人が多く、筆記具の準備は事前にしておくと◎ 

・ソウルネームに自分らしさを加える自然な流れも生まれた。



プラスモア・改善ポイント

・ソウルネームを考えるのに結構悩んだため、公式からのネーミング例があるとありがたい。

・ホワイトボードマーカーが書きづらい/裏返すと消えてしまうので、ポストイットのような形式にすれば、形に残せるというメリットもありそう。

 



実際にいただいたお声を受けて、「もっと深く語り合いたいけれど、時間はそのままがいい」「初対面の人とも遊べる工夫が知りたい」そんなニーズにお応えする活用アレンジを別の記事で詳しくまとめています。

 

終わりに

パルシステム・リレーションズの皆様、ナニモノソウルの活用と貴重なフィードバック、誠にありがとうございました。

ナニモノソウルは、遊びを通して自分と相手に向き合える場をつくるツールです。一方通行ではなく、メンバーとともに自分を開くことで、すこしずつ、しかし確実に、あたたかい文化が育まれていきます。

今回の事例が、これから活用される皆様にとって、社内の関係性や働く喜びを豊かにするきっかけになれば幸いです。

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